アルバイトの求人が多い訳

コンビニの新人アルバイト店員と先輩店員

求人誌や求人サイトを見ている時に、アルバイトの募集が多いことに疑問を持ったことがある人は少なくないのではないでしょうか。

不景気のムードが漂う現代、企業は新しく正社員を雇用する余裕が以前ほどないのです。

かと言って、もちろん企業側が「安い人件費でアルバイトを雇えばいい」「正社員は要らない」と思っている訳ではありません。

企業の仕事に「アルバイトでやる仕事」と「正社員でやる仕事」があり、福利厚生や賞与などの費用をかける余裕があるのなら、アルバイトだけでなく正社員を雇いたいと考えている企業は少なくないはずです。

しかし、近年はアルバイトに過剰な責任や仕事を押しつけ、責任を担うべき正社員の数が不足していることから、正社員の負担などが増加傾向にあります。

その結果、働く人々の「過労死」や「鬱による自殺」など、あってはならない悲劇がたびたび話題にあがっているのです。

福利厚生を充実させる余裕がない、正社員を雇えないからといって、アルバイトや数少ない正社員の負担を大きくしていい訳ではありません。

これからアルバイトをしたいと考えている人も、正社員になりたいと考えている人も、自分の生活と命を守るために、より慎重に仕事を選ばなければいけないでしょう。

本当に従業員のことを守ってくれる企業なのか、応募する自分自身が見極めなければ、後で失うものは大きいのです。逆にこれはいい仕事先を見つけるコツでもあります。

アルバイトの求人も正社員の求人も、不安な点、不明な点はあらかじめ担当者にしっかり確認を取り、自分でも評判などを調べましょう。

まずは疑問や不安を解消し、それから応募するかどうかを決める、それだけでも失敗する確率は低くなります。
「大企業だから」「給与がいいから」などと一部の条件だけを見るのではなく、全体の情報を吟味すること、その情報が正しいかどうかを見極め、問題があると感じた場合には潔く身を引く決断力を心がけましょう。